私は戦争経験者です。子供や孫には話していませんが戦地では実際に人を殺しました。
沢山の仲間が目の前で殺され飢えなどで死んでいきました。地獄でした。
いつ死んでもおかしくない年齢になりましたが一つ気になる事ができてしまいました。
今の政権の動きを見ていると近いうち日本が戦争する国になる気がしてなりません。
集団自衛権が決まっただけで心配し過ぎだとか、中国や韓国に対抗するためにだとかいろいろ言われていますが、
実際戦争に向かって進む時はこんな感じなんです。戦争に参加できるようにする為の法案を一つ一つ国が決めてしまうのです。その証拠にどれ一つとして国民は止める事が出来ないではないですか。戦争を起こす前に国は消費税を上げ社会福祉を削り国民生活を苦しめます。若い人達はそのあおりをまともに喰らい、投げやりになった時に生活の手段として軍隊に入るでしょう。もし生活が苦しくない場合は、国はもっと消費税を上げて苦しくするか兵隊を集めるために徴兵制にするでしょう。
止められると思いますか?止められませんよ絶対。今でも消費税増税や特定秘密保護法案や集団的自衛権の行使などを止められないですし、原発の稼働も止められませんよね。あんなに大惨事になったのに、誰も責任を取らないのに、何一つ解決出来ていないのに、です。
生活が苦しい国は戦争になりやすいのです。逆に戦争を始めたかったら国民の生活を苦しくすればいいのです。
今、まさにその状態です。
一人の戦争体験者としてこれだけは言っておきたいのです。
人を殺す時に、信じられないくらいの血飛沫が飛び、内臓がこぼれ落ち、周囲に生臭い血の匂いが充満します。相手の苦悶の死に顔と断末魔の声がいつまでも脳裏に焼き付きます。一生忘れる事は出来ません。私は地獄へ行くでしょう。
戦争を始める人間はその経験をしません。国の偉い人達はただ命令するだけです。前線で血の匂いを嗅ぐのは実際に戦場に駆り出される若者たちなのです。
高校生が「人の体を見てみたい。」と残酷に人を殺す事件がつい最近起きましたよね。
それを仕事として国家の命令の元で行う事が、戦争なのです。
戦争で平和は得られません。平和は非戦でしか実現できないのです。
どうか皆さん、戦争に反対してください。今ならまだ間に合います。
それを伝えたくてこの掲示板に参加しました。